今回は、ブルタックを使った簡単マスキングで迷彩塗装を実施。迷彩の縁取りが楽な方法も同時に説明します。
陸戦型ガンダム
今回はHGの陸戦型ガンダムです。
OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場したガンダムですね。
ガンダムの規格落ち部品を基に生産された機体で、用途を陸戦に限定することでRX-78とほぼ同等の性能を得ている。
『第08MS小隊』劇中では、主人公シロー・アマダ率いる第08小隊所属の3機が登場する。
といった具合です。
ミリタリー要素を強めにしたガンダム。私は好きでした。
ただ、ガンダム商品展開の為でしょうね。機体が白のボディ。これは戦場である森林の中ではかなり目立ちます。
と言う事で迷彩塗装を行いましょう。
ブル・タックの説明
簡単マスキングでは、Bostikの粘着ラバー 「ブル・タック」を使用します。
このブルタックですが、粘度状のペタペタした物体です。本来の用途としては、ポスター・スケジュール表・メモ・写真などの貼り付けが行える。気軽に剥がして跡が残らないって代物です。
綺麗に剥がれるし何度も利用が可能で、後が残らないので、簡単なマスキングに利用ができます。粘度も使えますが、粘度の場合油分が残るのが難点ですが、ブル・タックだとそう言う事がありません。
●使い方としては
・フリーハンドでマスキングができる
・猫の手棒で挟めないパーツの固定ができる
・丸い個所などのマスキングができる
な事もできます。
ちょっと荒い感じのマスキングにはなりますが、丸とか細かい部分のマスキングって面倒ですよね。ブル・タックでチャチャっとできるのは有難いです。
ブル・タックは繰り返し使えるのも有難いポイント。使用しているうちに塗料を取り込んでいき、だんだんと軟かくなってきます。でパーツにカスが残るようになってきて寿命ですが、以前に使用していたものは5年位は使えていました。
ガンプラ1/144であれば、45gで足りています。
●当解説は動画でも解説していますので、こちらもご覧ください。
迷彩マスキングの実施
まずは一番下になる色。陸軍カーキをベタ塗りします。
次にマスキング。ブル・タックを貼って陸軍カーキを残します。今回の迷彩ではブル・タックを紐状にして、曲線状態で貼り付けます。
次の3色目、最後の色は暗緑色です。
既に貼り付けているブル・タック。こちらをギュッと押さえて広げます。そうすると迷彩部が広がり、先ほど塗装した2色目の機体内部色をブル・タックでマスキングできます。
詳細は動画をご覧ください。字幕も入れているので、音声無しでも視聴できます。
完成
完成したのがこちらです。
エッジにパステルを付けてメリハリを誇張、あとはウェザリングを実施しました。
08MS小隊のガンダムはかなり汚れた表現がされているので、もうちょっとウェザリングをするかなと悩みましたが、この辺りで止めておきました。いつもやり過ぎちゃうので。
まあ、作っておいてなんですが、白じゃないとガンダム感が無いですね。
背中にウェポンコンテナを背負っているのが特徴ですが、これのせいでバランスが悪く倒れやすいのが難点です。これ実際に倒れた場合、自分で起きれるのかなと疑問です。たぶん無理じゃないかな?
これを作っている最中にEz8も作りたくなって、注文してしまいました。こうなったらセットでEz8も迷彩で作っちゃおうかなと思っています。
今回、利用したのは
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