今回のザウォートヘヴィ。これアーマードコアっぽくてイイですよね。足を逆関節にすれば、もっとアーマードコアっぽくなるかな?というテーマで今回は作っていきます。
関節構造が単純になった水星のガンプラ。関節は入れ替え可能ですので、向きを変えれば簡単になんとかなるはずです。あと、塗装はミリタリー調で全塗装します。
素組み
まずは素組で作成します。完成したのがこちら。マット感があって、いい具合の艶ですね。無塗装でも様になります。
ザウォートはメカ感があって格好いいですね。
鳥足にするためには簡単。足の向きを変えるだけです。加工が必要なのはこの通り。
①足首の向きを変更
②腰後ろの装甲をカット
③腿(もも)の装甲を削る
これでそれなりになりそうです。では、実施していきます。
改造/頭部バルカン
素組みが完成したので、改造していきます。
頭部のバルカン。砲身のモールドが浅いのでドリルで穴を開けておきます。ここを開けるだけで格好良くなるのでお勧めです。
改造①足首の向きを変更
これは簡単ですね。関節部に既に穴があるので、これを広げます。これで反対側から関節を差し込めます。
骨格的な構造で大きな改造は無く、これを行い股関節を反対に差し込むだけです。簡単ですね。
改造②腰後ろの装甲をカット
こちらも簡単。腰に接触する部分をカットするだけです。細かい事は考えずに、ニッパーでパチパチやっていきます。本能の赴くまま切っちゃってください。
改造③腿の装甲を削る
こちらもカットします。この部分は前から見えますので、カットした後はヤスリがけしておきます。
その他の改造個所
その他の改造個所は以下の通りです。実施状態は動画をご覧ください。
●隙間埋め
関節を逆にしているので、見えなかった隙間や肉抜き穴が見えるようになります。膝の部分も見えるようになるので、こちらもプラ板で塞ぎます。
●マガジン
本来は太ももにあるマガジン。
こちら、取付が出来なくなって余りました。勿体ないので脛に装着。脛に穴を開けて取り付けます。角度が変わり、マガジンの肉抜き穴が目立つので、こちらはプラ板で塞いでおきます。
と思ったけど、脛には武装を付けましょう。このままだと、前が淋しくなるし、股間の関節部が目立ちます。このマガジンは腰の前につける事にします。
●ガトリング
鳥足にしたので、下半身に空間ができました。ここにガトリングを取り付けましょう。こういう形状なので、装備できる場所ですね。
背中には弾倉をセットしておきましょう。余っているパーツにプラ板を貼り付けて作ります。単純な四角形だと作るもの楽ですね。
●センサー
ザウォートヘヴィ。背中にはロケットが付いているので、センサーとアンテナをつけておきます。ロケットがあるのならセンサーは欲しいですよね。アンテナは真鍮で作成。真鍮だとスケールに合った細いアンテナを作成できるので重宝します。
塗装色
塗装色は以下の通り。
・オリーブドラブ
・IDFグレー2
・明灰白色
ウェザリング
実施したウェザリングは以下の通りです。
・ドライブラシ
・チッピング
・ウォッシング
・塗装の日焼け
・仕上げのウェザリング
完成
はい、出来ました。完成です。
良い具合にアーマードコアっぽくなりましたね。
塗装したオリーブドラブ、IDFグレー2がいい味を出してくれています。
この手の色は、ウェザリングも映えますね。迷彩とウェザリング好きとしては、嬉しい色です。
この、ザウォートヘヴィ。合わせ目が無く、パーツも綺麗に造形単位に分かれているので、立ち上げ塗装がしやすかったです。
ほんと、このパーツ構造は塗装派にはありがたいですね。ゲート跡も少ないし。
塗装をしない場合、ゲート跡が目立ったまま残るので、少ないと助かりますね。
着座状態がこちら。かなりローポジションにできます。隠れやすそうです。
胸の部分のラインデカール。これのおかげでグッと締まってきます。お気に入りポイントです。
単純に足首と股間の関節を変えただけなので、元の状態にも戻せます。
これなら、やっぱ、元の形の方がイイや思い直しても大丈夫ですね。
と言う事で、逆関節化させたザウォートヘヴィでした。
高騰しているガンプラの中、お安く買えるので有難いキットですね。
製作の行程はこちらの動画をご覧ください。
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