チョコチップクッキー迷彩「PG ザクⅠ」迷彩マスキング手法

チョコチップクッキー迷彩「PG ザクⅠ」迷彩マスキング手法

今回はPGのザク。
こちらをデザート迷彩で作成します。迷彩柄はチョコチップクッキーパターンで全塗装します。
PGが大きいのですが、ここはがんばって塗装。楽なマスキング方法を使って迷彩塗装します。

PGザクの中はこんな感じ。もう絶望的なパーツの多さです。
完成までの期間、どの位掛かるんやろと、この時点で不安です。

ひとつひとつのパーツも大きいですね。
さて、気合を入れてがんばって作るとします。

 

フレームの組み立て

まずは、フレーム部分を作成します。
こちら、パーツ数が多いので、ランナーについたまま塗装をして、組み立てました。

指が感動です。
1/144と比べると非常に大きいのですが、指がキッチリと動きます。
新しいPGは指が動かないので、ここは古いモデルが優れていますね。

動力パイプが面倒臭い。アウター部とジョイント部で塗り分けしたので、数が多くて手間が掛かりました。

 

スジ彫りとディテールアップ

スジ彫りとプラ板追加のディテールアップの完成がこちらです。

 

迷彩塗装のマスキング

ベースに赤褐色を塗装。こちら、迷彩の一番上にくる色です。

乾燥したら、迷彩のマスキングを実施します。
迷彩の柄はマスキングテープを手で破いて、それっぽい具合にします。
手でマスキングテープをビリビリ破いて、貼り付ける具合です。

後で完成後をアップ撮影しますが、この、破いたマスキングテープの繊維が迷彩のイイ柄になってくれます。

この方法。HGサイズでも可能ですが、その場合は、もうちょっと細かい作業となります。
興味のある方は、以前にHGゲルググをタイガーストライブ柄で作成していますので、そちらをご覧ください。概要欄にURLを貼っておきますね。

●HGUCゲルググ・マリーネ(タイガーストライプ迷彩)

脚など、パーツの分割が発生する部分は、迷彩柄を合わせてマスキングをカットします。
多少、ズレても分からんもんですので、神経質になる必要はありません。
最悪、後で筆塗りすれば大丈夫。今回も2か所程、そういう部分が発生しました。

貼り付けが完了したのがこちらです。
迷彩柄をカットしながらだと大変なのですが、ビリビリ破いて貼り付けるので、かなり楽にできました。

しかし、パーツがでっかいなあ。

 

次に迷彩の3色目。こちらもマスキングをビリビリして貼り付けていきます。
2色目のマスキングの上に、柄を少しずらす具合で貼り付けます。

既に貼り付けている迷彩マスキングの上に、更にマスキングします。ですので、かなり適当に貼り付けています。既存にずらして貼り付けるだけですので、あまり考えずに作業が進められます。うん、お気軽ですね。

マスキングが完了したら、タンを塗装します。

 

迷彩チョコチップ

最後にチョコチップのドット部分を塗装です。
こちらはもう気合と根性で筆塗りですね。

まずは、白を塗装していきます。塗料を乗せる感じで塗っていきます。
こねくり回して塗らず、チョンチョンって感じです。塗料は最適な粘度になる様に気を付けて行います。

次に黒で縁取り。塗装したドット部分に黒で陰影を塗装します。
さっきの白よりも細かくなるので面倒。更なる気合が必要ですね。

さっきの白はラフに乗せる感じでした。この白い柄を整える様に黒で縁取りします。
白模様の半分だけに黒い線を書き込み、陰影を付ける具合です。

 

ウェザリング

ウェザリングは以下の工程を実施します。

塗装焼け:クリア+白で日焼け部分を退色塗装
ウェザリングマスターAセット 塗装の退色
埃汚れ:Mrウェザリングカラー オーカーソイル
埃汚れ:Mrウェザリングカラー グレイッシュブラウン
埃汚れ:Mrウェザリングカラー シェイドブラウン
錆:Mrウェザリングカラー ラストオレンジ

あとはリアルタッチマーカーをポイント的に使っています。

 

完成

チョコチップ迷彩のザク。完成したのがこちらです。
デカイです。かなりの迫力があります。

チョコチップの部分も、これをHGで行うのは至難の業です。PGだからこそのチョイスで満足です。

コーションデカールは1/144用を使いました。ちょっと寂しい感じがしますが、人間のサイズを考えると、この大きさが最適ですね。

モノアイカバーのクリア部品。こちら、ちょっとテカリすぎるなあと思って外しています。

動力パイプの塗り分け、可動部分のガンメタと外装の色分けができました。これが出来るのはPGならではですので、気に入っています。

ランドセルの形状が面白い形になっています。HGだとかなりあっさりとしているので、これは面白いですね。

アップで見た迷彩柄がこちらです。マスキングの繊維が良いボカシ具合になっています。いい効果が出せていますね。

シルバーで塗装剥げをドライブラシしました。銃の塗装剥げが良い具合にできました。
古い方のPGなので、指の全関節が稼働します。これはポイント高いのですが、銃をしっかりと持てないのが難点です。

外装も開く仕組みになっています。開いた状態がこちら。

このPGザク。大きいです。全長は30cmあります。HGの2.5倍位ありますね。
置き場所に困りますね。どうしようかな。

 

詳しくはこちらの動画でも解説しています。
●【ガンプラ解説】PGザクをデザート迷彩で全塗装・マスキング方法

 

 

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