HGバイアラン・カスタムを、立ち上げ塗装とレインボー塗りを組み合わせてみたら?実験してみましょう。旨くできるでしょうか。
CGっぽい表現になったらイイなと期待しての作成です。(Model:RX-160S BYARLANT CUSTOM)
立ち上げ塗装とレインボー塗りを組み合わせてみる
黒やグレーでの立ち上げ塗装。ウェザリング手法のように見えますが、ウェザリングではありません。塗装の手法となります。ですのでウェザリングの効果を期待すると、ちょっと違う感が出ます。CGっぽくなる感じでしょうか。
まずは立ち上げ塗装、下地はグレーで立ち上げ作成します。
レインボー塗り的な何か。レインボーでは無く濃淡のみで行います。黒と白を筆塗りし、後から塗装を行ったら透けているから、表面のウェザリングとなる予定です。なんだこりゃ?な感じになってしまいました。これで果たして旨くいくのかドキドキものです。
うん。失敗ですね。これ。期待したウェザリング的な表現が出来ていません。かすかに見えているので濃度の調整でマシになるのかなとも思うのですが、この難しさだとウォッシングやパステルをした方が早いですね。塗装の濃度が濃かったのかなと思います。あと、塗装面がデコボコになっています。あああ、一気にやる気が無くなってきました。
塗装の退色表現
このままだと単なるグレー立ち上げです。レインボー塗りはもう諦めよう。うん、無かった事にしよう。他の手法を試そうと言う事で、退色表現で白ボカシをしてみます。なんだかイイ感じになってきました。凹んでいたモチベーションも復活です。
トップコートを行い、塗装を保護。白ボカシにMrウェザリングマスター・サンディウォッシュでアクセントを付けます。こちらはウォッシングで実施です。
ここへリアルタッチマーカーでアクセント付けします。リアルタッチマーカーとチョンと塗って、すぐに指でスッと下方向に拭くと垂れた感じが出来ます。ちょっと濃すぎるかなと思ったら、綿棒で擦ると薄くなります。
小さい塗装剥がれは、グレーをスタンピングしています。
バイアラン・カスタムの完成
ところで、なんでピンク色にしたんだろう?完成した頃には理由を忘れてしまいました。
うん、退色表現はイイ感じになったかと思います。ザク辺りに行いたいですね。
このモデル、見た通り上半身が重いです。で、踵パーツが刺さっているだけで弱く、すぐに倒れてしまいます。
他の退色処理作品
作品によりますが、退色処理もやりすぎも問題です。このバイアランはやりすぎの感はあります。下のリックディアスは効果は出しつつも、退色の境目がバランス良くできた作品でした。
今回、お勧めする商品はこちら
HGUC バイアラン・カスタム
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