ガンプラだけではなく、プラモデルに必須の工程がヤスリがけ。なんとも単純な工程ですので、楽をしたい所です。そんな場合には道具で解決。今回は、プロクソン・ペンサンダーを購入しました。使用感をご説明します。
GSIクレオス Mr.ポリッシャーPROの場合
今までは、電池式のMr.ポリッシャーPROを使用していました。本体価格もお手頃ですし、コードレスですのでヒョイと使える便利さは大きいです。
ただ、電池式ですので、電池の残量でパワーダウンする所が問題です。貧乏性ですので、まだ電池残ってるから動いてるし。けど、全然トルク無くなってるし。これ悩みます。悩みながら使うんですが、こうなるとむっちゃ時間かかる。完成したと思って塗装しても、磨けていない部分がある。これまたショックです。
それから、電源ON時はパワーがあるのですが、2~3分使っているとパワーダウンしてきます。こちらも電池の残量による問題ですね。
とは言え、お手軽にかつそんなに多用しない場合は、Mr.ポリッシャーはお勧めです。なんといってもお手軽価格。
プロクソン・ペンサンダーの購入
そこで購入したのは、モデラーに評価の高いプロクソン・ペンサンダーです。
コードレスじゃないので悩みましたが、そこは長時間使えるメリットもあると言う事で我慢。コードレスの商品がラインナップに無いから仕方がありません。
商品には、ペンサンダーの先端アーバーが8種類。ペーパーが4種類付属しています。
プロクソン・ペンサンダーの使用方法
まずは先端アーバーへ付属のペーパー(紙やすり)を貼り付けます。
次にペンサンダーの先頭部分を1/4回転させます。そこへ先端アーバーを差し込み、1/4回転させた先端を戻します。
根本の本体スイッチをONにすれば、ペンサンダーが動きます。先端が細かく振動し、貼り付けたペーパーでプラモデルを研磨してくれます。
電力調節器が必要
ん?電源はON/OFFだけ?パワー調整は無いの?無いんです、不思議ですよね。それなりの値段なんだから付けてくれたらイイんですけど。
ですので、この状態で使用をするとペンサンダーはMAX振動で稼働します。これの対応には、電力調節器をコンセントから経由してパワー調整を行う必要があります。ちなみに、そのままで使用したら研磨振動の熱でプラスチックが溶けました。パワーがあるのは良いことです。
購入したのは、gootの電力調節器です。こちらが評価も高く、お手頃な値段でした。これも付けるとなると、配線の取り回しや電力調節器の置き場所が面倒です。が、電力調節器は一度設定すると、パワー調整を変えることもないので、これはこれで何とかなっています。
プロクソン・ペンサンダーの感想
Mr.ポリッシャーPROも良かったのですが、比べるとプロクソン・ペンサンダーに軍配が上がります。そりゃ値段が違うので当然です。
Mr.ポリッシャーPROと比較すると
- トルクがある
- 電池残量によるパワーダウンが無い
- 長時間使用でも、パワー変化が無い
トルクがありますので、合わせ目消しも早く行えるのが嬉しいところです。この様に、長時間で安定して使えますので、ヒケ取りやバリ取りを丁寧に行いたい方は、Mr.ポリッシャーPROよりもこちらをお勧めします。
安定して使える安心感は、とても有難いですね。
(追加記事)ペンサンダーにお勧めの紙ヤスリ
プロクソン・ペンサンダーですが、パワフルにヤスリがけを行えます。が故に紙ヤスリの消耗も早いのが難点。付属している紙ヤスリはあっと言う間に消費します。1作品作るのに、2,3枚は張り替えていました。
更に困った問題が、先端アーバーが固く平べったいので、パーツ面に対しての追従性が難しい。ヤスリがけすると平べったくなってしまうんですね。ザクのショルダーなど、曲面合わせ目部分が平べったくなります。
そこで最近使っているのが、ゴッドハンドの神ヤスです。私は3mm厚を使っています。このクッションがあるので、パーツ面に対しての追従性が良くなります。
また、紙ヤスリの耐久性も高いので、一度装着するとしばらく使えるので、コスパも良いし面倒くさくないです。3種類セットBですと、#600/#800/#1000と必要な番数は用意されているのも嬉しいですね。
ゴッドハンドの神ヤスは片面のヤスリとなっています。先端アーバーへ両面テープで付けると使えます。
これは、クレオス Mr.ポリッシャーPROでも使えますね。
今回、お勧めする商品はこちら
プロクソン・ペンサンダー (PROXXON)
goot・電力調節器
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