パテ埋め後の荒磨きやパーツの加工を楽に行いたいですね。その際に便利なミニルーターの紹介です。
TACKLIFE ミニルーターの特徴
今回、購入したのはTACKLIFEミニルーターです。評価が高かったので購入しました。普段使っているMr.ポリッシャーPROが電池式です。これなら、充電可能でビット交換ですので、加工から研磨までオールマイティに使えるかと思い買ってみました。
ちなみに、リューターと思っていたんですが、リューターって製品名なんですね。
・回転数を5000、10000、15000rpmmin-1の3段階に調整が可能。
・本体のサイズは、ペンサイズ。
・先端のビットが交換可能。
・9種・32ピースのビットが付属。
特徴
1、3.7Vの電力は、芸術品や工芸品の研磨、穴あけ、彫刻などを楽にできます。
2、5000&10000&15000RPMはさまざまな材料や用途に対応します。
3、フル充電時間は約2時間で、約90分間使用できます。
4、過負荷保護機能があり、商品の安全性が保証できます。
5、多種多様な素材や用途にに合わせて9種・32ピースの豊富なラインナップで対応するアクセサリーが付属します。
6、コンパクトで片手操作が楽にできます。
仕様
★電源:3.7V DC/600mA リチウムイオン電池
★消費電力:7.4W
★回転数:5000、10000、15000回転/分
★コート長さ:80mm
★充電方式:専用ケーブルによるUSB端子充電(入力5V・2Aまで)
★サイズ:18*14*4.3cm
★コレット径:2.3mmφ・3.2mmφ
★付属アクセサリー :9種・32ピース
★質量:250g
付属しているビット
ルーターの付属しているビットはこの通りです。ピンクが荒め、白が細かめ。

使い方
本体のビット近くにあるボタンはビットを取り外しする際のボタン。このボタンを押さえながら、ビット締め付けのネジを回します。後ろの黒ポッチが電源ボタンです。押す度にパワーが上がります。長押しでルーターの停止となります。
使いやすいのが、本体の大きさです。小さいのでプラモデル等の細かい作業には、ちょうど良いサイズですね。コードレスなので取り回しも良いです。
TACKLIFEミニルーターを使ってみた
本体の大きさはちょうど良い大きさで、操作は行いやすいです。ですが、使用すると削りカスが飛び散ります。GSIクレオス Mr.ポリッシャーPROだとこんなに散らなかったのですが。パワーがあるからこそと言う事でしょうね。
あまりパワーを上げすぎると、摩擦熱でプラスチックが溶けます。パワーは3段階。磨きだと1で十分。削りであれば2段階で十分です。充電しながらの使用は行えません。これが出来れば更に便利なのですが、仕方が無いですね。
ガンプラ作成に使えるか?
加工と研磨
加工と研磨の両方で使いたいと購入。Mr.ポリッシャーPROはパテ埋めした箇所を加工するのに時間が掛かります。また電池式ですので、長時間使用すると回転数が落ちます。
で、TACKLIFEミニルーターを使ってみると、加工には使えるが研磨は難しいと言う結果になりました。仕上げはGSIクレオス Mr.ポリッシャーPROに軍配が上がるかなと言う感じです。Mr.ポリッシャーPROは加工するにはパワー不足なので、併用で使用している状況です。
研磨砥石は大きな加工の際に使用。ダイヤモンドビットを削りに使用しています。フェルトホイールが汚れ落としとなっているので、磨きに使おうと思ったのですが、プラモデルには荒いビットでした。
パテ埋めを行った後の削りは、Mr.ポリッシャーPROだと時間が掛かります。ルーターだとパワーがあるので早く削れる。ルーターで削り、仕上げはMr.ポリッシャーPROにて研磨しています。
ダボ処理
接着剤を使わずに組み立てられるガンプラですが、塗装を行う場合、組んだり外したりを行いながら塗装します。この際にガンプラの仮組みを行います。
仮組みする時に、切り出したパーツをそのままで組み立てていくと解体するときにパーツの噛み合いが強すぎてパーツが外れなくなってしまうことがあります。あらかじめパーツを外しやすくしておく下処理方法をダボ処理と呼んでいます。
この際のダボの凹側の穴を大きくするのに重宝しています。ダイヤモンドビットを装着し、ルーターを突っ込んで回せばOKです。これは楽になりました。
結果
Mr.ポリッシャーPROをまずは購入。パワー不足を感じたら、こちらを購入し併用がお勧めです。
GSIクレオス Mr.ポリッシャーPRO
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