製作テーマ
激しい汚れのウェザリング。(model:ADR-07-MK2 DESTROID SPARTAN)
塗装剥がれや錆。ウェザリングを行っていると楽しいので、ついついやり過ぎてしまいますね。注意です。いつもは控えめを心がけているのですが、本作は思い切って、心のままに塗ったくってみます。練習がてらのストレス発散。
今回は、1/72 デストロイド・スパルタンで作成。ガイアノーツ・スタンピングスポンジのテストも試してみます。
まずは墨入れ
まずは墨入れを行います。Mr.ウェザリングカラーのマルチブラックを細筆でモールドへ流し込みます。
(参考)墨入れとウェザリングに便利「Mr.ウェザリングカラー」
乾燥後、はみ出たマルチブラックを綿棒で拭き取ります。ふき取りにくい部分は、Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液を付けてふき取ります。ふき取りの際に、一部を残し黒い汚れも表現します。
埃のウェザリング
塗装剥がれの部分に、シルバーをドライブラシします。その後、Mr.ウェザリングカラー・フレイッシュブラウンで表面の埃をドライブラシします。
トップコートによる保護
ここで一旦リセットする為、トップコートを行います。これにより、墨入れと表面埃の塗装が守られます。これを行わないと、次に行うドライブラシ等の塗装が解けてしまい勝ちになるからです。
色々な錆表現の塗装
Mr.ウェザリングカラーのラストオレンジで薄い錆を塗ります。後で綿棒で補正するので、ここではジャカジャカ塗っていきます。ラストオレンジは薄い目の塗料となっているので、オレンジを濃い目にしたい部分は、筆でチョンチョンと乗せていく具合となります。しかし、ラストオレンジは乾燥が他の色に比べて遅いです。1日経過しても厚めに塗った箇所は手につきます。ここは改善して欲しい所です。
次に濃い錆となる箇所へ、Mr.ウェザリングカラー・ステイブラウンを塗ります。こちらも筆でチョンチョンと乗せていく具合。錆サビはやっていると楽しいので、どんどん塗ってしまい錆だらけになってしまい勝ちですので注意です。
Mr.ウェザリングカラー・ステイブラウンの乾燥後、綿棒をでこすり落して、錆っぽい形にします。乾燥時間によってMr.ウェザリングカラー・ステイブラウンの取れ具合は異なってきます。取れない場合は、Mr.ウェザリングカラー専用薄め液を使って落とします。
Mr.ウェザリングカラー・ステイブラウンでスタンピングを行います。スポンジに少量の塗料をつけて、軽くポンポンと錆を塗っていきます。塗料はティッシュなどにつけて調整してください。
今回はガイアノーツのスタンピングスポンジを使ってみました。スポンジを千切ってピンセットでポンポンでも大丈夫です。とは言えスタンピングスポンジを使えば楽に出来ました。棒が付いているのが楽ですね。これ。
デストロイド・スパルタン ドイツ軍グレー錆まみれの完成
その他の錆まみれ
たまに作りたくなる錆まみれ。ウェザリングの練習にもなるのでお勧めです。こちらもご覧ください。
デストロイドシリーズその他迷彩
●マクロス「デストロイド・モンスター」陸自迷彩
●マクロス「アタック・トマホーク」NATOドイツ連邦軍迷彩
●マクロス「デストロイド・ディフェンダー」アメリカ陸軍編/迷彩塗装のマスキングを楽にする方法
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