1/144ドムを日本陸軍戦車・前期迷彩にて塗装します。黄色のラインがポイントですね。
小さい模様の迷彩塗装であれば、ランナーについた状態でベースを塗ってから、迷彩部を後塗りで可能ですが、今回の様な大きな柄の迷彩は組み立ててからの塗装となります。(MobileSuit : MS-09 DOM)
迷彩塗装をする前に
まずは迷彩をどの部分に塗るかを考えます。次に無塗装でドムを作っていきます。全て作ってしまわず、塗装する色を考えたブロック単位に組み立てを行います。この場合、胸と腰を茶色にしますので、そこを先に組み立てます。
(参考)
●ガンダムMk-Ⅱ「ウッドランド迷彩」筆塗りで迷彩塗装
●ガンプラ製作手法「ガンプラ、筆塗りで迷彩塗装」
日本陸軍戦車・前期迷彩の塗り方
まずは隠れる部分のグレー。足や胸の部分となる茶色を塗ります。
この状態まで組み立てます。ブロック単位にしています。ブロックは色単位に塗り分けが出来るブロックです。
膝関節のパーツは組み立てないと膝下が塗れません。また、合わせ目消しをしたいので組み立てて膝間接部分をマスキングします。この状態で、下色となる緑を塗ります。とはいえ、私は合わせ目消しが苦手で、良く見ると残ってしまっておりショックです。
緑色を残すので、この部分をマスキングします。分割されたスカートなどの装甲部分は、迷彩の流れが繋がるようにします。どのみち稼動しますので、厳密に合わせなくとも、なんとなくの流れを作っておけば大丈夫です。
塗り終わって、乾燥したのでマスキングを剥がします。気持ちいいですね。
仮組みをして、黄色ラインの下書きをします。見えにくいですが、鉛筆で薄く書いています。次に仮組みを外し、パーツ単位に黄色のラインを塗っていきます。これは筆塗りで行いました。プラモデルのイエローと言う色ですが、隠ぺい力が弱い色ですので、筆塗りはとても難しくなります。今回は隠ぺい力が高く、発色が良いMr.カラー GX4 キアライエローを使用しました。
ドムにウェザリングをする
これで塗装は完了です。次にウェザリングマスターで埃や泥を塗ります。今回使うのはウェザリングマスターAタイプ。下地の色も関係すると思うのですが、これはトップコートで流れてしまいました。塗料の保護の為、トップコートを多めに吹き付けたのが原因かもしれません。と言う事で、少量の塗料を吹き付けて再度ウェザリングマスターを行いました。
日本陸軍戦車・前期迷彩塗装ドムの完成
完成です。足に貼っているデカールは百式司令偵察機の物を流用しました。ここがお気に入りポイントです。
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